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ヤクザ実写ドラマ、カラオケシーンはカット

Authore: Zacharyアップデート:Sep 15,2025

【実写版】龍が如くシリーズ、お馴染みのカラオケ機能は未収録

龍が如く 実写ドラマ化作品

まもなく公開される人気ゲーム「龍が如く」の実写ドラマ版から、シリーズのお馴染み要素であるカラオケ機能が除外されることが判明。エリック・バーマックプロデューサーがこの決定について言及した内容を紹介します。

カラオケは続編で登場する可能性

龍が如くシリーズのカラオケに関するプロデューサー説明

衝撃的な発表として、エグゼクティブプロデューサーのエリック・バーマック氏は最近の業界ディスカッションで、実写版「龍が如く」からシリーズの象徴的なカラオケミニゲームが除外されることを明らかにしました。

この人気のカラオケ機能は2009年の「龍が如く3」で初登場し、瞬く間にファンのお気に入りとなってカルト的人気を博しました。多くのプレイヤーがシリーズの代名詞と考えるほどで、代表曲『ばかみたい』はゲームファン以外にも広がる多数のネットミームを生み出しています。

「歌唱シーンは今後の作品で復活させる可能性を残しています」とバーマック氏はTheGamerに語りました。「この豊かな世界観をたった6話に凝縮するにあたり、厳しい選択が必要でしたが、まずはコアな物語を尊重したいと考えました」。興味深いことに、主人公・桐生一馬役の竹内涼真氏は実際にカラオケ好きであることを明かしています。

各ゲームに数十時間分のコンテンツが詰まっている中、制作チームは何を採用するか難しい判断を迫られました。熱心なファンは一時的に愛用の音楽コンテンツを失うことに落胆するかもしれませんが、シリーズが継続されればカラオケの栄光ある復活の道は開かれています。

ファンから失望の声

龍が如く実写版カラオケ欠如へのファン反応

この発表は「龍が如く」ファンの間に懸念を引き起こしており、犯罪ドラマと荒唐無稽なユーモアの絶妙なバランスが失われるのではという声が上がっています。本シリーズの魅力は常に、硬派なヤクザ劇と奇抜なサブコンテンツの対比にありました。

近年のゲーム実写化作品は原作への忠実さが成否を分けています。アマゾンの『フォールアウト』はゲームのDNAを捉えて成功しましたが、ネットフリックスの2022年『バイオハザード』リブートはサバイバルホラーのルーツから乖離しすぎたとして批判を受けました。

昨年7月のSDCCパネルディスカッションで、RGGスタジオの横山昌義ディレクターは本作について「完全な再現ではなく新鮮な解釈」と説明しました。「初めて『龍が如く』に触れる視聴者にも新鮮な気持ちで世界観を体験してほしい」と述べ、数多くのシリーズ特有の奇抜な要素が残されていることを仄めかしました。

SDCCパネルと初のティーザートレーラーに関する詳細は、下記の完全レポートをご覧ください!